株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
ここに第32期事業内容をご報告するにあたり、ひとことご挨拶申し上げます。
当期におけるわが国経済は、企業収益や民間設備投資に持ち直しの動きが見られていたものの、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により甚大な被害を受け、企業収益環境が悪化するとともに、雇用環境もさらに厳しさを増すなど、景気は低迷した状況で推移しました。
こうした状況の中、当社はお客様のご期待にお応えし、お客様に喜んでいただけるサービスの提供に努めてまいりました。
商品におきましては、「ライトオンはジーンズショップである」という原点に立ち返り、ジーンズをはじめとしたボトムスの品揃えを強化してまいりました。トップスにおきましても、お取引先様とのパートナーシップを強化し、品揃えの充実を図り、お客様に商品を選ぶ楽しさを感じていただけるよう努めてまいりました。また、デザインやシルエット、サイズ感につきましても一部見直しを図り、より幅広いお客様からのご支持を得られるよう努めてまいりました。
販売におきましては、全店長を対象にした接客研修の実施、CS向上を目的としたワークショップの実施、ショッピングセンター主催の接客ロールプレイングコンテストへの積極的な参加など、接客販売力の向上、CSに関する全店の意思統一に努めてまいりました。
売場改善におきましては、店舗毎の強みや魅力を最大限引き出すことを目的として、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)推進室を新設し、商品が活きる内装や什器の開発、売場やディスプレイ作成のサポート、主力商品の演出方法のビジュアル化など、売場環境の改善に努めてまいりました。
マーケティング活動におきましては、チラシ、雑誌、ホームページ、メールマガジン等従来のメディアに加え、原宿デザインオフィスでのプレス活動を積極的に行うことによって、ストアロイヤリティの向上を図ってまいりました。
店舗の出退店におきましては、あべのマーケットパークキューズモール店をはじめとして15店舗を出店するとともに、効率化を図るため、23店舗を閉店いたしました。この結果、当期末店舗数は479店舗となりました。また、常に新鮮で魅力ある売場を保つために、積極的にリニューアルを行うことで、既存店の活性化に努めてまいりました。
「フラッシュリポート」、「MPS」、「ラプア」の各業態におきましては、商品力や知名度を高め、ブランドの確立に努めてまいりました。また、Eコマース事業(インターネット通販)におきましては、通販限定商品の販売や商品の店舗受け取りの開始など、より多くのお客様にご利用いただけるよう努めてまいりました。
以上のような施策を行ってまいりましたが、自社企画商品の完成度や需要予測の精度に課題を残したこと、「商品、売場、販促」を連動させる三位一体の活動が十分に実行できなかったことに加え、東日本大震災の影響による店舗の休業や計画停電による営業時間の短縮などもあり、売上は苦戦いたしました。その結果、売上高は80,666百万円(前期比7.3%減)となりました。営業利益については2,283百万円(前期比71.8%増)、経常利益については2,162百万円(前期比78.1%増)となりました。また、店舗リニューアルに伴う固定資産除却損、閉店等に伴う店舗閉鎖損失、減損損失、資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額および災害による損失等の特別損失を計上したことから、最終損益については、1,792百万円の当期純損失(前期は472百万円の当期純損失)となりました。
当期末の配当につきましては、1株につき5円の配当を実施いたします。これにより、年間配当金につきましては、期初の計画通り、1株当たり5円(中間配当金0円、期末配当金5円)となりました。
